正式な名称は儺追神事(なおいしんじ)です。
詳細は国府宮神社のホームページを見て頂ければ歴史等が分かります。
今回はお賽銭について書こうと思います。
皆さん、お寺や神社にお参りをするときにお賽銭をあげますが
お賽銭箱に「喜捨」や「浄財」と書いてあるのを見たことがありますか?
「喜捨」とは読んで字の如く、喜んで捨てるという意味です。
「捨」という字を見ると変な感じがしますが
仏教では「捨」という漢字は執着しないということです。
また、お布施のことなのです。
お布施というと、「あげること」と勘違いしがちですが
本来は「~させていただく」という感謝の気持ちが「施」です。
「施」は「欲しがらないこと」、「こだわらないこと」という意味もあります。
皆さんが物を捨てるときに、いらなくなったから捨てるのであり
その物に執着する心がないから捨てるのではないでしょうか。
喜んで供えさせて頂くということで「喜捨」と書きます。
「浄財」は寺社に寄付するという意味で
浄とは皆さんの綺麗で純粋な気持ちという意味ではないでしょうか。
前後しますが、お賽銭は祈願への対価ではなく、
仏さまや神さまに感謝の気持ちを伝えるお供え物の意味と
寺社の修繕等の費用に少しですがお役に立ててくださいという意味があります。
昔から、神道では散米(お米をまく)をして神さまにお祈りをします。
これは、神さまにお米を供えるという意味と
自分のけがれを払うお祓いの意味があります。
この慣習がお銭(おかね)をまく、
散銭になりお賽銭をあげて拝むことになりました。
]]>お仏壇の紗(しゃ)の修理をご依頼を頂いたり、お位牌のご注文を頂いたり、多岐に渡ります。
そんな中お客様から、お線香についてご質問を頂きました
今となっては、お仏壇に供えるだけでなく、ヒーリンググッズやお部屋の臭い消しなど色々ありますが
もとは座禅を行う時や遊郭で遊ぶ時の時間の単位として使われていたようです。
お線香一本が燃え尽きる時間はだいたい30~40分です。
時計の代わりとして丁度よかったのかもしれませんね。
日本に伝わった時期は明確ではありませんが、一般に広まったのは江戸時代以降みたいです。
お線香の値段は、基本的に練り込まれている成分の違いによります。
例えば、白檀・沈香・伽羅といった香木の粉末が多いほど、高い値段になります。
また、最近ではコーヒーの匂いやバラの匂い、無臭無煙のお線香等もあります。
匂いの好みも十人十色ですので、ご自身に合う匂いを探すのも面白いかもしれませんね。
]]>漆はウルシ科の漆の木の幹に傷をつけ、染みだした樹液のことです。
色は乳白色ですが、空気にふれると焦げ茶色になります。
漆の木は日本や中国・台湾・ベトナム・ミャンマー・カンボジア・タイなどの
東南アジアに生育しています。
また各国で漆が作られていますが漆の木によって主成分が違います。
漆は主に寺院荘厳用具・仏壇・仏具では塗料で使われたり
金箔を押す(貼る)ときの接着剤として使われます。
国産の漆と海外産の漆では塗ったときの感触や匂いが違います。
鏧子台(けいすだい)でも書かせて頂きましたが
漆が肌につくとかぶれ、弱い人は漆の木の近くを通っただけでもかぶれます。
漆の木が燃え、その煙を吸うと体内がかぶれ呼吸困難となり、非常に危険です。
マンゴーもウルシ科でマンゴーを食べてアレルギーを起こすこともありますので、
アレルギーをお持ちの方やマンゴーの食べ過ぎにもお気を付け下さい。
次回は漆塗りの技法などを紹介していきたいと思います。
]]>どのように使い分けをしたらいいのですか?」
先日、香典袋をお買い上げ頂いたお客様からご質問されました。
水引の色は慶事・弔事によって様々なものがあります。
ここでは、仏事の弔事で使われる水引について書いていきます。
まず黒白は、仏事に主に使われます。
ただし、京都や京都に影響を受けた地域ではあまり使われません。
これは皇室のお祝い事や献上物に使われる水引と関係があり、
普通に生活をしていると、滅多に見ることはありませんが
皇室で使われる紅白の水引は、赤の染料が染め上がると
濃い緑色(玉虫色)になります。
これが黒と間違われやすいため京都や京都の影響を
受けた地域では仏事の水引が黄白になります。
黄が使われるのは黒の次に尊い色が黄のためといわれています。
紅白の水引というと皇室の水引を指すようです。
一般のお祝い事に使われる水引は赤白というようです。
皇室のお祝い事で使われる水引を用意し、写真で載せようと
思ったのですが、やはり手に入れることが難しく残念です。
「皇室 水引」で検索すると見ることができます。
銀もお香典などの仏事に使われます。
また、女性がお香典を出す時やキリスト教の場合にも使われます。
ご質問された色以外にも黒銀・白・青白等が仏事・神事に使われます。
黒銀は黒白と同じ使い方をします。
白は神事の御玉串料等で使われます。
青白は最近では滅多に使われませんが、昔は仏事に使われていたようです。
仏壇開きで使う水引のように仏事といっても
慶事にあたることもあるので注意して下さい。
水引の世界も奥が深いですね。
色だけでなく結び方も色々あるので調べると面白いですよ。
]]>「お寺さんに仏壇開きをお願いしたのですが、お寺さんにお渡しする、
お布施の表書きはどのように書けばいいですか?」
このお問い合わせは多くのお客様から頂きます。
仏事のことになると水引(みずひき)が白黒か銀もしくは黄白と思いがちですが
仏壇開きはお祝い事になりますので赤白の水引(みずひき)、祝儀袋を使います。
そして表書きは「開眼供養御礼」と書きます。
またローソクは朱蝋燭(赤いローソク)を使います。
朱蝋燭はお経中に無くならないように一時間くらいの物をお勧めします。
お祝い事になるので、仏壇に紅白のお餅と山・海・里の食べ物をお供えします。
紅白のお餅の用意が難しければ、白いお饅頭でも結構です。
山・海・里の食べ物とは椎茸やスルメ、昆布等の乾物や果物・野菜です。
仏壇の中に入りきらなければ、仏壇の周りでも大丈夫です。
昔は、紅白の鯉を用意して仏壇開きが終わると川に放流する慣習もありましたが、
用意するのも大変ですし、川の環境保全のため、無くなりつつあります。
仏壇開きが四十九日と重なる場合はお寺さんにご確認して頂くとよろしいかと思います。
※宗派や地域の慣習によって、一部異なることもあります。
※浄土真宗では「開眼供養」ではなく「お移徒(おわたまし)」となります。
]]>御香典・御霊前・御仏前等々あって、皆さんお困りかと思いますが
御香典は名前の通り、お香・線香代という意味で基本的には
どんな場合でも使えます。
御霊前になると仏さまの元に行く、四十九日までになります。
また、宗派(浄土真宗東・西等)によっては使わないこともあります。
御仏前を使うのは四十九日以降となります。
(御霊前を使わない宗派は御仏前)
御香典が一番、無難ですね。
ちなみに、神式になると御玉串料・御神前
キリスト教になると献花料・御霊前になります。
最後に、ご自身のお名前もお忘れないように(笑)
※ご地域や習慣によってはこの通りでない場合があります。
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