tel 0568-22-0349 受付時間 9:00〜19:00

地元の仏壇屋 職人堂

  • お盆

お盆の由来 ~1~

前回、「お盆の時期が3つのワケ」を書かせて頂いたので

今回は、お盆の由来を書かせて頂きます。

由来として2つあります。

1つは、「盂蘭盆経」といわれる経典にお釈迦様のお弟子さんで

目連さんが神通力(霊能力)で亡くなったお母さんの行方を

探すと、餓鬼道といわれる常に飢えと渇きに苦しむ世界で

肉は痩せ衰え骨ばかりで苦しんでいました。

目連さんは神通力でお母さんを供養しようと思ったのですが

食べ物はもちろん、水さえも燃えてしまい供養できません。

困った目連さんは、お釈迦様にお母さんを助けるにはどうしたらいいか尋ねました。

するとお釈迦様は

「あなたのお母さんは生前、人に施しをせず、

自分勝手にふるまっていたので餓鬼道に落ちた。お母さんの罪はとても重い。」

「多くの僧が雨季に行われる90日間の修行が終わる7月15日に、

ご馳走を用意して経を読み、心から供養しなさい。」と言われました。

目連さんは早速、その通りにしました。

するとお母さんは、餓鬼道の苦しみから救われました。

また、その時に木連さんが喜んで踊り、それを周りの人が静めようとしたものや

お母さんが天へ昇る姿が盆踊りの由来と言われています。

ただし、お釈迦様の当時の教えには、極楽浄土や地獄といった概念はありませんでした。

この「盂蘭盆経」は後世に研究された結果、

中国で創作された偽経であるという説が有力です。

感動的なお話ですが、中国で創作されたお経が日本に渡って来たのですね。

当時の日本では、もちろん創作されたものとは思っていなかったので

お盆の風習として根付いたのだと思います。

次回はもう1つのお盆の由来を書かせて頂きます。

ページトップヘ戻る