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水引(みずひき)の色の違い

「香典袋を買う時に水引が黒白と銀と黄白がありますが、

どのように使い分けをしたらいいのですか?」

先日、香典袋をお買い上げ頂いたお客様からご質問されました。

水引の色は慶事・弔事によって様々なものがあります。

ここでは、仏事の弔事で使われる水引について書いていきます。

まず黒白は、仏事に主に使われます。

ただし、京都や京都に影響を受けた地域ではあまり使われません。

これは皇室のお祝い事や献上物に使われる水引と関係があり、

普通に生活をしていると、滅多に見ることはありませんが

皇室で使われる紅白の水引は、赤の染料が染め上がると

濃い緑色(玉虫色)になります。

これが黒と間違われやすいため京都や京都の影響を

受けた地域では仏事の水引が黄白になります。

黄が使われるのは黒の次に尊い色が黄のためといわれています。

紅白の水引というと皇室の水引を指すようです。

一般のお祝い事に使われる水引は赤白というようです。

皇室のお祝い事で使われる水引を用意し、写真で載せようと

思ったのですが、やはり手に入れることが難しく残念です。

「皇室 水引」で検索すると見ることができます。

銀もお香典などの仏事に使われます。

また、女性がお香典を出す時やキリスト教の場合にも使われます。

ご質問された色以外にも黒銀・白・青白等が仏事・神事に使われます。

黒銀は黒白と同じ使い方をします。

白は神事の御玉串料等で使われます。

青白は最近では滅多に使われませんが、昔は仏事に使われていたようです。

仏壇開きで使う水引のように仏事といっても

慶事にあたることもあるので注意して下さい。

水引の世界も奥が深いですね。

色だけでなく結び方も色々あるので調べると面白いですよ。

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