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地元の仏壇屋 職人堂

  • お盆

五山送り火の意味とお盆の関係

今日、明日と北名古屋市の平和夏まつりです。

地元の仲間たちとかき氷や焼とうもろこしを売ります。

お近くの方はぜひお立ち寄り下さい。

話は変わりますが8月16日に行われる五山送り火が、

お盆と関係があることをご存知ですか?

テレビで見たことや京都に見に行かれた方もいるかと思います。

よく、テレビでは「大」の字が山で点火される場面が写されますが

「大文字」だけではなく「妙法」・「船形」・「左大文字」・「鳥居形」

があり、これらをまとめて五山送り火といいます。

「船形」・「鳥居形」は文字ではなく船の形・鳥居の形になります。

写真を見て頂ければ、一目瞭然ですが写真が無く申し訳ありません。

以前は、五山だけではなく

「い(かながしら)」・「一」・「竹の先に鈴」・「蛇」・「長刀(なぎなた)」

がありましたが明治時代から昭和初期頃にかけて段々となくなりました。

なくなった理由も諸説あり定かではありません。

また五山についても起源や誰がはじめたかも様々な史料はあるものの

俗説の域はでておりません。

平安時代・室町時代・江戸時代等、いろいろな説があるみたいですね。

各山の送り火の保存会が違うため、点火の仕方や合図の仕方も違います。

ただし、保存会が違っても送り火としての意味合いは全て同じで

お盆が終わり、あの世に帰る「お精霊様(おしょろいさま)」(ご先祖様・故人)

の無事を祈って送り火を行うということです。

「大文字」では護摩木に氏名と病名を書き込み、点火の際に一緒に

焚いてもらうと病気が治るといわれています。

更に送り火に使われた炭は魔除けになるともいわれています。

この仕事をしている限り、見に行くことは叶いませんが。

一度は見に行きたいものです。

ちなみに五山を小さいながらも全て見える場所は

京都国際ホテルとイオンモール京都ハナの屋上駐車場みたいです。

予約などが必要となる場所もあるのでご確認ください。

可能か分かりませんが

いっそのことヘリコプターをチャーターしてみるのもいいかもしれませんね。

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